保護者のみなさま

私たちのスクールでは、いま「トップ選手育成志向」ではなく、サッカーを通じて将来にわたって子どもが”運動習慣”を持ち”スポーツ好き”となるような場所を提供しよう。そう考えています。

学校外でクラブ活動をしていない子どもの運動の総量は、小学校に入ると減ってしまいがち。走っても走ってもまだあまりある広い屋外グランドで存分に楽しんでもらおうと考えています。

2021年からこのスクールの考え方を展開、子どもゆめ基金の助成を受けた「インフィニティクラブ」「インフィニティ・フィールド」も実施しています。

体験は随時受付しています。下記申込みフォームからお申し込みください。

2024年10月1日

スクール名称の変更について

「iacグローイングスポーツスクール」へ

地域スポーツ。これからの10年を見据えて。

　iacサッカースクールは2005年に設立しました。当初は、ちょうどスポーツ選手のセカ

ンドキャリアという言葉が使われ始めた頃で、スクールも元Jリーグ選手をコーチに起用

し、地域のサッカーチーム所属選手を対象としたレベルアップのスクールでした。Jリーグ

選手経験者の専任コーチらを経たのちに、競技志向クラブチームと競技特化を強めないカ

タチで運営する小学生スクールとの別運営体制となり、今に至ります。

　長い間、青少年スポーツは、早い段階でひとつのスポーツを選択して、その活動強度は

とても高くおこなわれてきました。スポーツで進学する子どもには、この流れの中で地域

クラブチーム～強豪高校～大学体育会運動部という「ひな形」が確立されています。伊丹

アスリートクラブに関わる選手たちはこのタイプに当てはまります。

いま地域スポーツは大きな変化のタイミングに差しかかっています。

一番大きな環境は「すすむ少子化」。一番大きな動きは「中学校部活動の地域移行」で

す。ごく限られた選手は、引き続き「ひな形」を活用できますが、多くのスポーツをする

子どもたちには、部活動に代わる新しい受け皿となる「拠点」～総合型クラブのようなも

の？～が必要となってくるはずです。

そこで、

伊丹アスリートクラブでは、新しい「拠点」づくりをスタートしたいと考えています。

・サッカーをメインとしながらも「マルチスポーツ」への取組み。

他競技の経験や挑戦、キャンプ等の野外活動、スポーツ観戦など

・「卒団のない」地域スポーツクラブを目指して。

部活動の地域移行が迫る中、中学生世代も引き続き参加できる環境づくり

そこで、

活動の範囲を広げることを含んで、これまでのスクール名称「iacサッカースクール」を

「iacグローイングスポーツスクール」へ名称の変更をしたいと考えています。

保護者の皆様には、上記の主旨とスクール名称変更についてのご理解とご協力をお願いい

たします。

「マルチスポーツ」展開への取組み事例として、11月と12月には、ノエビアグ

リーン財団の助成金を受けた平日の活動も計画しています。

【児童期にスポーツを通じて】

わたしたちは、いまサッカーのエリート選手の輩出を目的としているのではありません。

サッカーを通じて、児童期に身体を適切にコントロールできる能力を養うこと。

多様な動作は筋肉や呼吸循環器系への良い刺激となります。また”全身をダイナミックに使う”ことは運動能力の向上には最適だと考えています。

【集団スポーツを通じて】

チームスポーツでは、ひとりの優れたプレーヤーがいたとしても、それだけではゲームは進行しません。

サッカーというポーツは簡単に１点が取れないスポーツ。相手より１点多くとれば勝ち。だけど満塁ホームランも３点シュートもありません。そんなルールの中で、１得点するために様々な仕掛けを繰り返す。同時に相手チームの攻撃を防ぐ。想像力と我慢をチームメイトで共有しながらプレーします。限定されたルールと時間の中で「自分」と「他者」が協調・協力する。その中で自分の活かし方を養う。

iacサッカースクールはそんな力を伸ばすための機会になればと考えています。

三菱グランドマップ